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フォントと文字組みで変わる!看板デザイン製作のコツとは
- 2015年09月10日(更新日:2017年10月23日)
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看板デザインの3回目です。
前々回は、看板のデザインにおける色彩「マンセル値」について(デザイン的に優れた看板を作るコツは?!注意すべき点をご紹介!~色彩(マンセル値)~)
前回は看板のレイアウトについて見てきました(レイアウトが変わるとデザインが変わる!? デザイン的に優れた看板を作るコツ ~レイアウト編~)が、店頭に設置するファサードのような看板は、実際にはポスターグリップやブラックボードのような均一の縦横比ではなく、横長であったり縦に細長かったりするケースがほとんどです。
写真やイラストよりも文字が中心の看板デザインになることも多いかと思います。もちろん会社名や商品名を書いて掲示するだけでも充分に看板として成立します。
しかし、どうせならリード等を入れて体裁を整えたり、かっこよくおしゃれな看板に仕上げたいものです。
今回はそうした看板に文字をレイアウトする際に気をつけたいことを文字組みと簡単なタイポグラフィを少しだけ見ていきます。
看板デザインにおける文字組みとは
前回は複数の写真の大きさや組み合せに違いをもたせメリハリをつけることで導線に流れを出しました。
文字組みでも同じようなことが云えます。
たとえば、見出しとリードで同じサイズの文字列を並べるより、本命の見出しを大きく、リードを小振りにして配置したほうが全体の見栄えがよくなります。
新聞や雑誌でも見出しと本文とでは文字の大きさは均一ではありません。
大きさを変えることによって全体のバランスを整え、視線の誘導を生み出します。
フォント・文字組のジャンプ率って?
レイアウト上のこうした組み方をジャンプ率と云います。
たいそうなことのように述べましたが、実は本格的な看板デザインに限らず、誰でも日頃から自然に実践していることかと思います。
たとえば、封筒に宛名を書く際に住所と氏名で大きさを変えてバランスをとる、といった具合です。
レポート等の提出書類を書く際にも、見出し、小見出し、本文と体裁を整えていると思います。
ですので、やってみるとそれほど難しくはありません。
気持ち良いバランスでOK
比率に関し、リードと見出しの文字サイズで1対1.6にするというような黄金比のような考え方もあるのですが、あまり捕われずにケースバイケースで気持ちのよいバランスを探ってみるのが良いかと思います。
文字サイズの比率が極端に違っていても、離れた位置から看板を全体で見ると、しっかりと美しい比率が、組み合わさった文字列として成立しているということもよくあります。
看板の文字にジャンプ率を上手く応用したところで、次は書体です。
看板デザインにおける書体選び
使用する書体によってもずいぶんと印象が変わります。
気になるのは、明朝体とゴシック体(セリフ体とサンセリフ体)、あるいは太さ(ウェイト)をどのような基準で選択するかということです。
基本的には看板でもチラシやポスターと考え方は同じで、視認性や可読性を見つつ選ぶのですが、看板の場合はよりロケーションを考慮しなければなりません。
看板を設置する場所の条件、歩行者や車両がどれくらいの距離からどの角度で見るのか、といったことです。
さらには壁面の色や周囲の景観なども併せて見ていく必要があります。
当ブログでも、従前詳しく取り上げておりますので、こちらの記事をご覧になってください。
看板に最適なタイポグラフィって?
次にタイポグラフィですが、タイポグラフィといっても、本格的なデザインはいちから学ばなければなりませんし、アルファベットはまだしも漢字を含んだ日本語はとくに複雑です。
ですので現実的には既存のフォントを利用しつつアレンジを加えるのが良いのかと思います。
たとえば、下図のように漢字とひらがなのサイズを変えるだけでもずいぶんと印象が変わります。
また、促音や小さい「ゃ」「ゅ」「ょ」のような文字、長音の「ー」などをカーニングして詰めるとセンテンスがきれいに整います。
ひらがなの「り」や「し」のような文字は比較的細長く出来ているフォントが多いので、看板にこうした文字が入るケースでは前後の間隔を詰めると美しい文字並びになります。
こうしたカーニング等の仕方は、使用するフォントやアプリケーションによっても変わります。
イラストレーターでデザインをする際に
本題からやや離れますが、最後に主流のOpenTypeフォントのイラストレーター上での操作を少しだけ見ていきます。
イラストレーターの文字パレットにはOpenTypeパレットがあります。
これを展開するとリストに「プロポーショナルメトリクス」が現れます(対応していないフォントの場合は暗転して選択できません)。
対応したフォントであれば、これだけでもある程度はきれいな字詰めができます。
隣り合う文字の組み合わせごとに字詰めの間隔がそれぞれに設定されている、いわゆるペアカーニング情報をもったフォントも最近では増えています。
こちらを使うとさらに自然な仕上がりになります。
こうした操作で足りない部分は、先に述べましたように手動で調整していきます。
逆に、文字数が少なくて文字間隔を広げたい場合は「和文等幅」を選びます。
ベタ組みにした後、手動で広げていきます。
看板の見出しとなる店名や会社名などでは、こうしたケースのほうが多いかもしれません。
いかがでしたでしょうか。
今回は看板をデザインする際に欠かせない書体・文字組についてご紹介致しました。
なかなか難しいと思われるかもしれませんが、一番大切なことは店舗のコンセプトや強み、売りは特徴(や熱意やパッション!)を伝えることだと思います。書体にしても様々な種類がありますが、「私達の思いを伝えるのにこの書体・この形が一番!」というような基準で選ばれるのが一番良いことだと思います。
その上で本日紹介したようなテクニックを用いると更に素晴らしい看板が仕上がるかと思います。ぜひ、看板デザインの際にご参考いただければ幸いです。
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