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ポスター選びが楽しくなる!? ポスターフレームの種類とは
- 2015年05月28日 更新
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今回は、種類が多く何かと選び方が分かりづらい、ポスターフレームの種類について取り上げます。
一言にポスターフレームと言っても種類は非常にバラエティに富んでいます。
イレパネのようにローコストなものから、交通機関や公共施設で使用されるポスターグリップなどの4辺開閉式タイプ、屋外で使用できるものや、LEDを使用したライティングパネルまで、色や木目などの素材まで合わせると実に様々なポスターフレームが存在しています。
種類もさることながら、入れ方が分からない!という方もいらっしゃるかと思います。そこで、今回は、意外と奥が深いポスターフレームの種類について入れ方別にご紹介致します。
とその前に、ポスターフレームについて触れておきます。
ポスターフレームとは
ポスターフレーム(Poster Frame)とはポスター(紙媒体)を入れるフレーム(枠)のことを指します。壁に飾るのが主な用途ですが、イーゼルや、パネル用のスタンドなどのスタンド看板に乗せてディスプレイされることもあります。
日本語で言うところの額縁です。
ただ、一般的に額縁と言うと、画材屋さんなどで売られている木製の彫り加工などのデザインが施されたものを指したります。絵画を飾るような立派な額や賞状を飾るような額をいわゆる「額縁」と呼び、ポスターや広告物を掲示するアルミなどの金属の額をポスターフレーム、もしくは、ポスターパネル、パネルフレームなどと呼ぶのが一般的です。
ポスターフレームの種類
4辺開閉式(前面開閉式)ポスターフレーム
4辺開閉式ポスターフレームは、4つの辺が開閉するタイプの製品を指します。表側(前面)の4辺を開いてポスターを入れるので「前面開閉式」とも呼ばれます。
ポスターの入れ方は、フレームを手でひねって表面から交換ができるので工具は不要です。
(製品により異なりますが)フレームを開いたときに背面より外側に広がらないタイプは、壁面に取り付けたままポスターの入れ替えが可能です。
一般的には幅が広く、ポスターフレームの種類の中では高価(高級)な部類に属するフレームになります。その分、見た目にも立派で、同じ場所で長期的に使用する場合にオススメです。例えば、駅の構内などの公共機関の告知から各種施設の催しの案内や飲食店の季節のメニューの案内まで、4辺開閉式は街中の至る所で目にすることができます。
売れ筋はA2、B2、A1、B1などの大きめのサイズ
4辺開閉式は、安価なタイプに比べると割高になるのでA4、A3などの小さなサイズで使用する場合、コストパフォーマンスに欠ける部分があります。それでも入れ替えが頻繁に起こるような場面では4辺開閉式はサイズを問わず重宝される、機能的なポスターフレームです。
スライド式ポスターフレーム
スライド式のポスターの入れ方は、天地左右のいずれか一辺からポスターをスライドさせて入れる形になります。
スライド式のポスターフレームは大きく分けて、「1辺(2辺)が開閉するタイプ」と「1辺を外してポスターを入れるタイプ」の2種類に分かれます。
1辺(2辺)が開閉するポスターフレーム
1辺または、2辺などフレームの一部が開閉するタイプです。
ポスターの入れ方は、特定の箇所のみをオープンし、ポスターを滑らすようにスライドさせながら挿入していきます。
ただ、同じ開閉式タイプなら断然、4辺開閉式の方がポスターの交換が楽ですが、開閉する面を限定させることで他の辺のフレームをスリムにすることができます。
例えば、上記イメージのように、2OPENポスターグリップの場合、開閉箇所を上下に限定することで、サイドのフレームを細くし、並べて使用する際にフレーム同士の無駄なスペースを省くことができます。また、開閉箇所が上下なのでピタリとつけてもポスターを入れ替えることができます。
イレパネに代表されるフレームを外すタイプのポスターフレーム
イレパネに代表されるこの種類は、パネルフレームと呼ばれています。
絵画を飾るような額縁がピクチャーフレーム(Picture Frame)、ポスターなどの紙媒体を入れるものをポスターフレーム(Poster Frame)と呼ぶように、ローコストなこの種類の製品群はパネルフレーム(Panel Frame)とも呼ばれています。
これはのりパネに代表されるスチレンボード(発泡ボード)=「パネル」に縁(フレーム)を付けたものと言うニュアンスが込められています。
それはさておき、
イレパネなどのこのタイプがもっとも安価な部類のポスターフレームになります。
工具が必要になるものも
ローコストポスターフレームの定番、イレパネは、ノベルティや販促品など大量に必要になる際に選ばれる定番です。安価な上にシンプルで当たり障りのないデザインで人気のあるポスターフレームです。
ただ、このイレパネは、ポスターを入れるのに工具(プラスドライバー)が必要になります。
ポスターを入れるために外れるフレームは上部の1辺。紐を通すための金具と一体になったビスで留められています。そのビスを外して、フレームを外して、そこからポスターをスライドさせて挿入し、再度、フレームを戻し、ビスを固定して、ポスター挿入の作業が完了します。
なので、4辺開閉式に比べるとポスターを入れるのは手間のかかる作業になります。しかし、イレパネは大量に使用するケースではとてもよく選ばれています。価格が安く経済的な点も利点の一つですが、商品の知名度もあり、安定感、安心感があるのが一番の理由ではないでしょうか。後、在庫も豊富です。
工具不要でフレームが外れるタイプ
イレパネ ワンタッチ、オストレッチのように工具が不要でフレームを外すことができるタイプもあります。工具が必要な製品に比べるとポスターを入れる時間は短縮できます。フレームを外す方法は商品により異なりますが、どの商品も比較的簡単にフレームを外すことができます。
トンボ式のポスターフレーム
トンボ式とは、背面の4辺に付いたツマミ(ツメ)をスライドさせることでポスターを固定する方式です。写真たてをイメージしていただくとわかりやすいかと思います。正しくあのイメージのツマミがフレーム裏側の4箇所についているタイプになります。
構造がシンプルなので安価なポスターフレームに多く見られます。
また、写真立てのようにもともと写真や絵を飾る用途でよく用いられた方法なので、絵やポストカードなどを飾る木製のポスターフレームにもトンボが使われています。
最後に、
どのポスターフレームを選んだら良いの?
ずばり、お客様の好みで選ばれるのが一番です。
ポスターフレームの形状の種類をご紹介してきましたが、同じ取り付け方法でもフレームの幅、色、質感、デザインは全て異なります。
単価の面や効率の面などから商品を絞り込むこともできますが、「この場所はこんなイメージのフレームにしよう」というお客様の好みが店舗やオフィスの個性となり、表示物を引き立てるベストな1枚になっていくのではないでしょうか。
いかがでしたでしょうか。
今回はポスターフレームの種類を取り付け方法で分けて、代表的な「4辺開閉式」と「スライド式」、「トンボ式」について取り上げました。
最後にも書きましたが、ポスターフレームの種類は、大きく分けるとこの3つに分かれるのですが、個性的なものばかりです。
ポスターフレーム探しの一つの切り口として、ご参考いただけたら幸いです。
サインモールでは、サイズ順、次に形状順にカテゴリを分けて商品を掲載しております。
疑問な点やご相談はお気軽にお問い合わせください。
一緒にフレーム探しをお手伝いさせていただきます。
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