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印刷テーブルクロスのシワ伸ばし&保管方法を詳しく解説!

印刷テーブルクロスのシワ伸ばし&保管方法を詳しく解説!

イベントや展示会で活躍する印刷テーブルクロス。ロゴやデザインが映えることで、ブースを華やかに演出できます。

しかし、保管時の折りジワや使用前のシワが気になることもありますよね。

シワを伸ばす方法や、できるだけシワを防ぐための保管方法を知っておくことで、いつでも綺麗な状態で使用できます。この記事では、印刷テーブルクロスの適切なシワ伸ばしの方法と、シワになりにくい保管のコツについて詳しく解説していきます。


テーブルクロスの素材、トロマットについて

トロマット素材拡大写真1(ホワイト)

印刷テーブルクロスによく使われる生地のひとつが「トロマット」です。ポリエステル100%の平織り布素材で、しなやかさと耐久性を兼ね備えています。

トロマットの生地厚は約0.32mmあり、のぼり旗に使用されるポンジと比べて約2倍の厚みがあります。そのため、しっかりとした質感があり、適度な重みでテーブルに綺麗に馴染みます。

また、表面は光沢のないマットな仕上がりで、ターポリンのようなテカリがありません。展示会やイベントブースなどで照明が当たっても反射しにくく、上品な見栄えを保てるのも特徴です。さらに、発色が良いため、グラデーションや写真を含むデザインでも綺麗に印刷できます。

基本的には屋内向けの生地ですが、短期間であれば屋外でも使用可能です。ただし、常時屋外での使用は推奨されておらず、長期間の屋外利用を考えている場合は注意が必要です。

また、雨に濡れると色落ちや移染が発生する可能性があります。濡れた場合はそのままにせず、すぐに乾かしていただくことで、繰り返し使用しやすくなります。特に強い日差しや風雨にさらされる環境では、生地の劣化が早まるため、屋外での使用期間は3ヶ月程度が目安となります。

イベントや展示会での繰り返し使用に適しており、テーブルクロス以外にも横断幕やバナースタンドなど、幅広い用途で活用されています。

トロマットの主な特徴

トロマットは多くの場面で活躍する便利な生地です。その理由を簡単にまとめました。

発色が良い
マット調の表面で、デザインが鮮やかに表現できる
丈夫で耐久性が高い
摩擦や引っ張りに強く、繰り返し使用可能
軽量で持ち運びやすい
イベント会場への移動や設置が簡単
屋内・屋外で使用可能
短期間なら屋外でも使用できる

イベントや展示会の装飾としてだけでなく、横断幕やバナースタンドにも使われています。シワになりにくいとはいえ、長期間保管すると折ジワがつくこともあります。

次のセクションでは、印刷テーブルクロスが本当にシワになりにくいのかを詳しく解説します。


印刷テーブルクロスは、シワになりにくい?

トロマットはポリエステル特有の形状安定性があるため、シワがつきにくく、回復しやすい素材です。綿や麻などの天然繊維と比べても、シワが目立ちにくいのが特徴です。

とはいえ、長期間折りたたんで保管すると折ジワがつくことがあります。特に、狭い場所に押し込んだり、湿気が多い環境で保管すると、シワが取れにくくなることもあるので注意が必要です。

シワを防ぐためのポイント

丸めて保管する
折りジワがつきにくくなる
風通しの良い場所に収納する
湿気によるシワを防ぐ
使用前に広げておく
自然とシワが和らぐことが多い

トロマットはシワがつきにくい生地ですが、適切な保管をすることで、さらに綺麗な状態を保つことができます。


シワ伸ばしの正しい方法

長く折りたたんでいたり、収納状態によってはどうしてもシワがついてしまうことがあります。そんなときは、適切な方法でシワを伸ばすことが大切です。

画像説明

アイロンを使ったシワ伸ばし

最も確実にシワを取る方法は、ドライアイロンを低温で使用することです。ただし、印刷面を傷めないよう、以下のポイントを守りましょう。

低温(約110℃以下)でアイロンをかける
高温は生地を縮めたり印刷部分を傷める原因になるため、低温で優しくシワを伸ばしましょう。
必ずあて布を使う
直接アイロンを当てると傷みやテカリの原因に。あて布を使うと均一に熱が伝わり安心です。
一方向に優しく滑らせるようにかける
強く押しつけたり往復すると生地が伸びる恐れがあります。優しく一方向に動かしましょう。
スチームアイロンはNG
蒸気の熱と湿気が印刷面に影響を与え、インクがにじむ可能性があるためドライアイロンを使用してください。

アイロンなしでシワを取る方法

アイロンが使えない場合は、別の方法でもシワを軽減できます。

前日から広げておく
前日に広げておくと、時間とともにシワが馴染みます。風通しの良い場所で広げると、折りジワが伸びやすくなります。
軽く引っ張りながら整える
テーブルにセットする際、四隅を軽く引っ張るとシワが伸びやすくなります。強く引っ張りすぎず、優しくなじませるのがポイントです。

特に、展示会やイベント前日に広げてセットしておくだけで、シワが気にならなくなることも多いです。


シワになりにくい保管方法

印刷テーブルクロスをシワなく長く美しい状態で使うためには、保管方法がとても大切です。適切に保管すれば、次回の使用時にシワを伸ばす手間を減らすことができます。

折りたたまずに巻いて収納

最もおすすめなのは、折り目をつけずに巻いた状態で横向きに置いて保管する方法です。折りジワを防ぎ、次回使用時にシワを伸ばす手間を減らせます。

芯のある筒に巻いて収納すると、よりシワが防げる
シワを防ぐために、筒状の芯を使って巻くのが理想的。そのまま巻くよりも形が崩れにくく、シワの発生を抑えられる
保管場所は湿気の少ない、風通しの良い場所を選ぶ
湿気が多いと生地にシワがつきやすくなるため、風通しの良い場所で保管するのがポイント。カビや劣化の防止にもつながる
立てずに横向きで保管する
巻いた状態で立てて保管すると、重みで寄りジワができる原因になる。横向きに置くことで、生地の形を保ちやすくなる
重いものを上に乗せないようにする
巻いた状態の上に重いものを置くと、生地が押しつぶされて折りジワの原因になるため、重ね置きは避ける

折りたたむと、どうしても折ジワができてしまいます。長期間の保管では、丸めて収納することでシワの発生を防ぐことができます。


展示会やイベント前の簡単なシワ取り対策

イベントや展示会の直前にシワが目立ってしまうと、焦ってしまいますよね。そんなときのために、簡単にできるシワ伸ばしのテクニックをご紹介します。

イベント前日に広げてセット

使用する前日に広げておくだけで、自然にシワが和らぐことが多いです。

折り目をしっかり伸ばして広げる
できるだけ平らに広げることで、シワが軽減しやすくなる
風通しの良い場所に置いておく
湿気がこもらないよう、通気性の良い場所でセット
重しを乗せて固定すると、よりシワが落ち着きやすい
四隅や折り目の部分を軽く固定すると、綺麗な仕上がりに

展示会の準備の際に、できるだけ早めに広げておくことで、シワ取りの手間を軽減できます。


テーブルクロスを傷めないために避けたいこと

シワ取りやお手入れの際に間違った方法を試してしまうと、生地や印刷面が傷んでしまうことがあります。長く美しく使うために、避けたいNG行為を確認しておきましょう。

シワ取りでやってはいけないこと

スチームアイロンの使用

高温の蒸気でインクがにじむリスクあり

ドライヤーの熱風を当てる

熱によって生地が縮む可能性がある

強く引っ張る

無理に伸ばすと生地が伸びたり傷むことがある

アイロンを使う場合は、必ずドライモードの低温で、あて布をして優しくかけることが大切です。

お手入れで避けたいこと

シンナーやアルコール消毒液で拭く

印刷が剥がれる原因になるため使用しないでください。

洗濯機で丸洗いする

生地を傷めるうえ、色落ちの原因にもなるため、洗濯機での洗浄は避けてください。

洗剤や漂白剤を使う

色落ちや生地の劣化につながるため使用しないでください。

トロマットのテーブルクロスは基本的に洗濯機での洗浄はおすすめされていません。汚れを落とす際は、水を垂らして乾いた布で優しく拭き取るのが最適です。

正しいお手入れ方法

汚れた部分は水を含ませた布でやさしく拭く
強くこすらず、ポンポンと優しく拭き取る
使用後はホコリを払い、湿気の少ない場所で保管する
通気性の良い場所で保管することで、劣化を防ぐ
長期間使わない場合は、丸めて収納してシワを防ぐ
折り目をつけずに収納することで、次回もスムーズに使用可能

適切なお手入れを心がけることで、美しい状態を保ちながら、印刷テーブルクロスを長持ちさせることができます。


まとめ

印刷テーブルクロスは、適切な保管とシワ伸ばしの方法を実践することで、長く綺麗な状態を保つことができます。シワを防ぎ、美しい状態を維持するポイントを振り返ってみましょう。

シワを取るなら「ドライアイロンの低温 + あて布」が基本
直接アイロンを当てず、低温で優しくかけるのがポイント
スチームアイロンやドライヤーの熱風はNG
熱や蒸気でインクがにじんだり、生地が傷む可能性がある
折りたたまずに丸めて横にして収納するとシワを防げる
丸めることで、折りジワを最小限に抑えられる。横にすることで寄りジワも軽減。
汚れた場合は、水を垂らして乾いた布で優しく拭き取る
シンナーや洗剤は避け、優しくお手入れする
イベント前日に広げてセットすると、シワが自然に落ち着く
時間をかけてシワを馴染ませることで、より綺麗な仕上がりに

サインモールでは、高品質なオリジナルテーブルクロスを取り揃えています。適切なお手入れをすることで、イベントや展示会での印象をより良く保つことができます。

正しいケア方法で、大切なテーブルクロスを長く美しく使いましょう!

サインモールは、応援しています!

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