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失敗しないバックパネルの作り方や注意点を解説!
- 2025年01月06日(更新日:2025年01月06日)
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イベントや展示会、記者会見やフォトスポット、オンライン会議、式典、説明会で活躍する「バックパネル」は、多くの場面で効果的な演出を可能にする重要なアイテムです。背景を美しく演出するだけでなく、企業やブランドの存在感を強調し、来場者の記憶に残る場を作り上げます。
本記事では、バックパネルの基本からその種類、注意点、作り方や設置方法、さらに実際の事例までを解説していきます。これからバックパネルを取り入れたいと考えている方にとって、役立つ情報をお届けします。
バックパネルとは?
バックパネルとは、オンライン会議や式典、イベント、説明会、記者会見など、多様な場面で活用される屋内設置型の大型背景パネルです。持ち運びや設置が簡単で、多くのシーンで視覚的な効果を発揮します。
バックパネルの名前の由来は、イベントや会場の背景として使用されることから「バックパネル」と呼ばれています。また、記者会見で使用されることが多いため、「インタビューボード」としても知られています。
デザインには企業ロゴや自治体のマーク、商品名などが採用されることが多く、視覚的にブランドやテーマを強調する役割を果たします。さらに、写真や動画に映り込むことで、SNSや広告を通じた二次的なプロモーション効果も期待できるのが特徴です。
最近では、軽量で組み立てやすい製品が増え、初心者でも取り扱いやすくなっています。また、レンタルやカスタマイズオプションも充実しており、さまざまな用途に対応可能です。バックパネルは単なる背景装飾ではなく、ブランドの印象を強くアピールするための重要なツールと言えます。
バックパネルの種類
バックパネルにはさまざまな種類があり、それぞれの用途や目的に応じて選ぶことが重要です。以下は、サインモールで取り扱っている主要なバックパネルのカテゴリページへのリンクです。ぜひ参考にして、最適なバックパネルをお選びください。
ジャバラ式バックパネル
イベント御用達の定番のバックパネルです。
フレームを広げて印刷幕をベルクロテープで固定するだけの簡単な手順で、短時間で設置が完了するバックパネルです。
持ち運びが容易で、組み立てに工具を必要としないため、初めて利用する方にもおすすめです。展示会やイベントのブースで使用されることが多く、その安定感とコストパフォーマンスの良さから、幅広いシーンで活躍しています。
棒袋式バックパネル
布の上部や下部に棒袋(袋縫い)があり、そこに支柱を通して設置するタイプのバックパネルです。この構造により、布がピンと張り、シワのないキレイな仕上がりが得られます。
また、パイプを分解してコンパクトに収納できるため、小さなブースや販売スペースにも適しています。
テンションファブリック
フレームに印刷幕をテンション(張力)をかけて取り付けるタイプのバックパネルです。張力によって布がしっかり固定され、滑らかで高級感のある表面が特徴です。
展示会やブランドプロモーション、製品発表会など、洗練された印象を与えたい場面で特に重宝されます。身近なところでは、家電量販店のパソコンやスマホ売り場や、アパレル店のショーウィンドウなどでもよく見かけます。
四方に取り付けられたゴムをフレームに押し込んで固定するので、シワがつきにくく、美しい仕上がりが長時間維持されます。
ターポリンタイプ(屋外用)
防水性と耐久性に優れた素材で作られており、屋外イベントでの使用に最適なバックパネルです。
雨や風などの天候の影響を受けにくく、長時間の設置でも安定したパフォーマンスを発揮します。プロモーションイベントやフリーマーケット、屋外コンサートなど、屋外でも活躍する頼もしいアイテムです。また、汚れに強く、メンテナンスも容易です。
台風や強風時など転倒する恐れのある場合は安全面を考慮して、設置見送りもご検討ください。
バックパネル制作時の注意点
バックパネルを制作する際には、いくつかの重要なポイントに注意する必要があります。以下に、失敗しないための具体的な注意点をまとめました。
- サイズの確認と設置スペースの確保
- バックパネルの商品によって、高さや幅、奥行きのサイズが異なります。実際に使用するシーンや場所を具体的にイメージし、適切なサイズを選ぶことが重要です。また、組み立てに十分なスペースが確保できるかどうかも事前に確認しましょう。スペース不足で設置が難しくなる可能性があるため注意が必要です。
- デザインデータの準備
- バックパネルのデザインを作成するには、専用のデータ形式が必要です。一般的にはIllustratorのai形式でのデータ入稿が推奨されています。WordやPowerPointのデータでは制作が難しいため、事前に適切なデータ形式で準備しておくことが大切です。また、過去に使用したデータが必要な場合も、データをお客様自身で保管しておくことをおすすめします。
サインモールでは格子柄デザインを無料でお作りさせていただいております。WordやPowerPointのデータやjpg等の画像をお持ちでしたら、ぜひ、お送りください。製作可能かどうか無料でデータのチェックをさせていただきます。
- 使用時期のスケジュール管理
- バックパネルの印刷幕は受注生産となりますので、データ入稿やデザイン決定から発送までに5~7営業日程度かかるため、イベントや使用日に間に合うよう、余裕を持ったスケジュールで準備を進めましょう。また、配送遅延のリスクを避けるため、納品日には十分な余裕を持つことをおすすめします。
- メンテナンスと保管方法
- 保管しておくためのスペースは非常に重要です。収納時のサイズを事前に確認し、使用後に適切な場所で保管できるよう準備しておくと安心です。また、印刷幕はきれいに折りたたんでしまっておきましょう。適当にたたむと、いざ使うときにしわくちゃになってしまうことがあります。折じわが気になる場合は、当て布をして低温でアイロンを当てることで、しわを軽減できます。さらに、万が一破損した場合に部品の購入が可能なタイプを選ぶことで、必要に応じて補修ができ、長期間にわたって安心して使用できます。
バックパネルの作り方と設置方法
バックパネルを作成し、設置する際には、以下の手順を参考にすることでスムーズに進めることができます。
- 設置場所の確認と準備
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- 設置場所が平らで安定しているかを確認します。
- 作業スペースを十分に確保し、周囲に障害物がないことを確認してください。
- 必要な部品(フレーム、印刷幕、工具等)が揃っているかも事前にチェックしましょう。
- フレームの組み立て
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- 説明書に従い、フレームを順番に組み立てます。
- 接続部分がしっかり固定されているかを確認し、全体の安定性をチェックします。
- 軽量で頑丈なフレームが主流のため、初心者でも簡単に組み立てが可能です。
- 印刷幕の取り付け
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- 印刷幕の向きやデザインの上下を確認します。
- フレームの固定箇所に印刷幕を取り付け、シワができないよう丁寧に調整します。
- ベルクロテープ式や棒袋式の取り付け方法を使用する場合が多く、取り付けはスムーズに行えます。
- 安定性の確認
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- フレームと印刷幕が正しく取り付けられているかを確認します。
- 必要に応じて、調整ネジや重りを使用して安定性を向上させます。
- 屋外で使用する場合は、風対策として固定用の重りを追加することをおすすめします。
- 最終確認と仕上げ
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- 全体の見栄えを確認し、シワやたるみがないかをチェックします。
- イベント当日に備えて、設置にかかる時間を測定しておくと安心です。
ジャバラ式バックパネルの定番品「楽々バックパネル」の組み立て方法のご紹介
バックパネルの制作事例
バックパネルは、さまざまな場面で利用されており、そのデザインや使用方法によって印象が大きく変わります。以下に、バックパネルの代表的な制作事例をご紹介します。
展示会での企業ブース
企業ロゴや製品写真を全面に配置したバックパネルは、展示会場での視認性を高め、訪問者の注目を集める効果があります。特にカラフルで明るいデザインは遠くからでも目を引き、企業ブース全体を印象付ける重要な役割を果たします。
お客様 製作事例紹介
- 総合評価
- 使い勝手
- 納期
- 品質
お客様コメント:
商品もすぐに届き助かりました。
ありがとうございます。
次回、機会がありましたら再度依頼致します。
記者会見でのインタビューボード
記者会見では、企業やイベント名を繰り返し配置したシンプルなデザインのバックパネルが一般的です。写真撮影時にブランド名が自然に露出するため、効果的なプロモーションツールとして機能します。
お客様 製作事例紹介
オンラインイベントでの背景
オンライン会議やウェビナーでは、背景としてのバックパネルが大活躍します。ロゴやスローガンをあしらったデザインは、画面越しに視聴者にブランドのメッセージを伝えることができます。格子柄やロゴマーク等の印刷内容を気持ち大き目にデザインしておくと画面越しにも見やすくなります。
お客様 製作事例紹介
- 総合評価
- 使い勝手
- 納期
- 品質
お客様コメント:
サイズもよく、見栄えもいいので大変満足しています。
見積修正等の問い合わせや各種依頼にも迅速に対応いただき、気持ちよく取引ができました。
ありがとうございました。
フォトスポットとしてのバックパネル
イベントやセレモニーで、来場者が写真を撮るためのフォトスポットにバックパネルが利用されることもあります。ブランドカラーやロゴを背景に取り入れることで、SNSでの拡散を狙ったプロモーションに効果的です。
お客様 製作事例紹介
バックパネルは、使用する場面や目的に応じてデザインを変えることで、非常に多用途な活用が可能です。これらの事例を参考に、イベントやプロモーションの成功に向けたアイデアを具体化してみてください。
まとめ
この記事では、バックパネルについてその基本的な特徴や種類、作り方や設置方法、さらには実際の制作事例までを詳しく解説しました。イベントや展示会での活用を検討している方にとって、少しでも参考になれば幸いです。
バックパネルは、ブースや会場全体の印象を大きく左右する重要なアイテムです。そのため、適切な種類やデザインを選び、計画的に準備を進めることが成功の鍵となります。事前に十分なシミュレーションを行い、当日にトラブルなく運用できる状態を整えましょう。
サインモールでは、さまざまな用途に対応したバックパネルを取り揃えています。ジャバラ式や棒袋式、テンションファブリックタイプなど、イベントのニーズに応じた最適な商品をご提案可能です。また、レンタルサービスやデザインサポートも充実しており、初心者の方でも安心してご利用いただけます。
次回のイベントをさらに魅力的に演出するために、ぜひサインモールのバックパネルをご活用ください。お客様の成功を全力でサポートいたします。
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