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筆文字看板の魅力とおすすめフォント一覧を徹底解説
- 2025年01月14日(更新日:2025年01月14日)
- 看板のデザイン
筆文字看板は、その独特な風合いや美しさで多くの店舗に採用されています。伝統的な雰囲気や温かみを感じさせる筆文字は、和風のお店や和モダンなデザインに最適です。
この記事では、筆文字看板の魅力やデザインのコツ、そしてフォント選びについて詳しく解説します。最後にはサインモールのサービスもご紹介しますので、ぜひ看板製作の参考にしてください。
筆文字看板の魅力を解説!
筆文字の歴史が伝える伝統と美しさ
筆文字は、日本の歴史や文化と深く結びついています。その起源は古代中国の書道に遡りますが、日本独自の美的感覚によって洗練され、現代まで受け継がれてきました。
奈良時代には貴族文化と共に発展し、江戸時代には商人文化の中で広く親しまれるようになりました。柔らかさと力強さを兼ね備えた筆文字は、書き手の思いや個性が反映される特別な表現方法です。
看板に使用することで、単なる情報提供にとどまらず、店舗の魅力や店主のこだわりを直接お客様に伝える手段となります。
和風店舗の雰囲気を高める筆文字の魅力
筆文字は、和風の店舗やデザインにぴったりの選択です。例えば、和食店では料理へのこだわりや四季折々の雰囲気を表現し、旅館では温かいおもてなしの心を伝えます。
筆文字の特徴である線の強弱や自然なかすれは、和風デザインの美しさをさらに引き立てます。余白を活かした配置や文字の大きさの工夫により、看板全体のバランスが整い、店舗全体の雰囲気をぐっと引き締めます。
おすすめ筆文字フォント一覧
- サインモールのデザイン制作にご利用いただけます。
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こちらで紹介する筆文字書体は全てサインモールにご依頼いただくデザイン制作にご使用いただけます。
お気に入りの書体が見つかりましたら、ぜひ、お気軽にご相談ください。無料でお見積りを作成させていただきます。
さらに、ご入金前にデザインをご確認いただけるデザインの先出しもお気軽にご相談ください。
楷書体
信頼感と格式を伝える、正統派の筆文字フォント。
楷書体は、その整った形状と美しさが特徴の、筆文字フォントの中でも正統派の書体です。均整の取れた線と安定感のあるデザインは、見る人に信頼感と格式を与えます。筆文字ならではの力強さと清らかさを兼ね備えており、和の雰囲気をしっかりと演出できます。
和食店や旅館、和菓子店など、落ち着きや高級感を大切にする店舗に特に適しています。また、視認性が高く、遠くからでも読みやすいため、通行人の目を引きやすいのも魅力です。
店舗名や看板メッセージに使用することで、お店のポリシーやこだわりをお客様にしっかりと伝えられます。初めて筆文字看板を採用する方にも安心して選んでいただける書体です。
行書体
和モダンな雰囲気を引き立てる優雅な筆文字フォント。
行書体は、柔らかな曲線と流れるような筆使いが特徴の筆文字フォントです。楷書体に比べて自由度が高く、温かみのあるデザインが魅力です。線の動きに柔軟性があり、優雅さと親しみやすさを同時に感じさせます。
和風カフェや茶道教室、居心地の良さを大切にした空間で特におすすめです。店舗全体の雰囲気に調和し、お客様が気軽に立ち寄れるような印象を与えます。読みやすさを損なわない程度の個性があり、特にリラックス感や温かみを求める場面で活躍します。
また、行書体は文字のサイズやレイアウト次第で、カジュアルさから上品さまで幅広い表現が可能です。和風モダンな空間を演出したい方にぜひお試しいただきたい書体です。
草書体
自由な筆運びが生み出す、動きのある筆文字フォント。
草書体は、筆文字フォントの中でも特に個性的で、自由な線の動きが魅力の書体です。文字が連続して流れるようなデザインは、見る人にダイナミックさと柔軟さを感じさせます。文字の線が織りなすリズムは、書き手の感情や表現をより強く伝えることができ、まるで生き生きとした動きをしているようです。
アート性を重視する看板や、少し個性的な店舗にぴったりです。例えば、和モダンなギャラリーや独創性のあるショップなど、特別な存在感を演出したい場所で活躍します。使い方によっては親しみやすさも感じられるため、リラックスした空間作りにも一役買います。
また、草書体の持つ流れるような筆使いは、シンプルな言葉にも深い印象を与えます。文字が語りかけるようなデザインを目指すなら、この書体をぜひ取り入れてみてください。見る人の記憶に残る、特別な看板を作るお手伝いをします。
隷書体
優雅で落ち着きのある、伝統美を感じさせる筆文字フォント
隷書体は、古代中国で生まれた書体で、整然とした美しい線と独特のデザインが特徴です。その名前の由来は、古代において官僚が用いる公文書の書式として使用されたことにあります。文字の末端にある「波」と呼ばれる飾りが、筆文字に優雅さと柔らかさを加えています。
隷書体は、日本でも古くから親しまれており、伝統的な雰囲気を演出するデザインに欠かせない書体です。その整った形状と太めの線は、見る人に落ち着きや重厚感を与え、高級感のある看板や商品パッケージに最適です。また、読みやすさにも優れているため、長文を含むデザインでも視認性が損なわれません。
和風デザイン全般に調和しやすく、特に和菓子店や旅館、和風レストランなどでその魅力を発揮します。歴史を感じさせる佇まいと現代的な洗練を融合した隷書体は、伝統と革新を求めるデザインに最適な選択肢です。
寄席文字
伝統と活気を融合させた、賑やかな筆文字フォント
寄席文字は、文字そのものが寄席の客席を表現するようにデザインされています。黒い部分は満席の客席を象徴し、一方で白い部分(余白)は空席を意味します。そのため、文字の余白をできるだけ少なくし、線を太くして詰まったデザインに仕上げることで、視覚的に「満席感」を演出しています。これにより、寄席の活気や人気を強調しつつ、賑わいを視覚的に伝える効果があります。
寄席文字の詰まったデザインは、力強さと伝統的な格式を感じさせると同時に、遠くからでも視認性が高く、看板やポスターに適した機能性を持っています。
ひげ文字
個性が光る筆の装飾、和の遊び心を感じる筆文字フォント
ひげ文字は、筆文字フォントの中でも特にユニークな装飾が特徴の書体です。筆の「跳ね」や「払い」にひげのような装飾が加えられ、動きのあるデザインが見る人に親しみやすさと楽しさを伝えます。
この書体は、居酒屋や祭りのポスター、屋台の看板など、賑やかで活気ある場面で活用されています。また、食品パッケージや和風イベントの告知デザインにも適しており、和の遊び心を表現したい時に最適です。
ひげ文字は、伝統的な要素を残しつつもカジュアルな印象を与えるため、幅広いシーンでその魅力を発揮します。
江戸文字
力強さと粋を兼ね備えた、江戸の風情を感じる筆文字フォント
江戸文字は、日本の伝統文化の中で生まれた、力強く粋な印象を持つ筆文字フォントです。太く安定感のある線が特徴で、江戸時代の活気や風情を感じさせるデザインとなっています。文字の線には筆の動きを感じさせる勢いがありながらも、全体としてバランスが取れており、洗練された印象を与えます。
この書体は、特に祭りやイベントの看板、和風レストランや居酒屋のロゴなどでよく使われます。その力強いデザインは、店舗やイベントの雰囲気を一瞬で伝えることができ、人々の目を引きつけます。また、江戸文字は視認性が高く、遠くからでも読みやすいため、集客や告知にも適しています。
江戸文字は、活気と粋を感じさせるデザインが求められるシーンで、その魅力を最大限に発揮する書体です。
勘亭流
丸みのある筆使いが伝える、縁起の良さと親しみやすさ
フォントメーカーのモリサワさんが提供する「勘亭流」は、歌舞伎の外題や看板に用いられる太くうねりのある様式化された書き文字です。
画の間隔をやや広めにとることで、判読性を高めつつつぶれの少ない美しい形に仕上げています。演劇や催事のタイトル、伝統的なイベントの装飾など、威勢の良さと華やかさを求められるシーンに最適なフォントです。
まだまだあります!特徴的な筆文字書体
以下は、Adobe Fontsで商用利用が可能な筆文字書体の一例です。
もちろん、サインモールのデザイン制作でもご利用いただけます!
TA演芸筆
躍動感と親しみを表現する、演芸のための筆文字フォント
ABあっぱれ
明るさと楽しさを伝える、活気あふれる筆文字フォント
黒龍爽
力強さと清涼感を兼ね備えた、洗練された筆文字フォント
かづらき SP2N
繊細さと品格を引き立てる、優雅な筆文字フォント
筆文字看板デザインのコツ
- 店舗の雰囲気に合わせたフォント選び
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看板のデザインを考えるとき、まず重要なのは店舗の雰囲気に合ったフォントを選ぶことです。例えば、格式を重んじるお店には楷書体が適しています。一方で、流れるような線の美しさを活かした行書体は、柔らかさや上品さを求める店舗にぴったりです。
それぞれのフォントの特性を活かして、お店の個性を引き出す看板を作りましょう。「このお店ならでは」と思わせるデザインを生み出すために、フォント選びは妥協せずじっくり検討してくださいね。
- 筆文字の大きさで演出する力強さと上品さ
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筆文字の魅力を最大限に活かすには、文字の大きさを工夫するのがポイントです。大きな文字は力強さや元気を感じさせ、小さな文字は余白を活かして上品さや格式を演出します。
例えば、店舗名を大きく表示してインパクトを出し、サブメッセージを小さめに配置すると、視認性とデザイン性のバランスが取れます。「文字の大小を使い分けて、ここにしかない雰囲気を演出する」、そんなデザインに挑戦してみてください。
- 色使いで筆文字をさらに引き立てる
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色の組み合わせ次第で、筆文字の印象は大きく変わります。和風なら白地に黒文字が定番ですが、背景に木目調や和紙風のデザインを取り入れると、さらに深みのある雰囲気が出せます。
また、アクセントカラーとして赤や金を使うことで、高級感や注目度をプラスすることも可能です。「この色合いがいい」と直感的に感じるものを大切にしながら、店舗全体のイメージに合った配色を探してみてください。
筆文字看板が似合う看板のご紹介
サインモールで人気の筆文字が似合う看板をご紹介します。筆文字の持つ魅力を最大限に活かしたデザインは、店舗の雰囲気を引き立て、お客様の心を引き寄せる効果があります。用途や目的に合わせて、最適な看板を選んでみてください。
お気に入りの看板が見つかりましたら、お見積りやご相談はお気軽にお問い合わせください。デザインは、お客様からご入稿いただいたものはもちろん、一からの製作も真心を込めてお手伝いさせていただきます。サインモールでは、お客様の理想を形にするために、プロのスタッフが丁寧にサポートいたします。
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まとめ
書体の振り返り
筆文字看板は、和風の魅力を最大限に引き出すアイテムです。楷書体の持つ格式や整った美しさ、行書体の柔らかさと親しみやすさなど、それぞれのフォントには独自の魅力があります。
それを活かして店舗の個性を引き出せるデザインを考えることが、成功の鍵です。フォント選びや文字の配置、色使いといったデザインのポイントを押さえれば、多くのお客様の目を引き、心に残る看板を作ることができます。
この機会に、自分のお店に最適な筆文字看板を取り入れてみてくださいね。
筆文字看板製作ならサインモール
サインモールでは、筆文字を活かした看板デザインを豊富にご用意しています。名入れ無料のサービスや、先出しデザインのご提案など、お客様に寄り添ったサービスを心掛けています。
「どういうデザインにすればいいのか迷っている」そんな時も、ぜひサインモールにご相談ください。プロのスタッフが丁寧にアドバイスし、お客様の理想を形にするお手伝いをいたします。
看板はお店の顔です。筆文字看板でお店の魅力をもっと伝えてみませんか?
サインモールは、応援しています!
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