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看板シート貼り込みで空気が入った場合のエア抜き方法のご紹介

看板シート貼り込みで空気が入った場合のエア抜き方法のご紹介

看板用の印刷シートの中で裏面に糊が付いているタイプの印刷シートはスキージーを使って貼り込みを行っていきますが、慣れないうちは貼り終わったシートにプクッと空気が残ってしまう場合があります。

小さなブツブツのような空気は時間の経過と共に自然と馴染んで消えていきますが、大きな空気は自然に抜けることはないので潰していく必要があります。

空気の膨らみを残したままにしておくと見栄えもさることながらシートの変形や劣化を早める恐れがあり、結果的に耐久性に悪影響を及ぼす場合があります。

端っこの方に空気が入ってしまった場合はシートをはじから剥がして貼り直すことで空気を抜くことができますが、シートの中央部分に入ってしまったエアーのためにはじからシートを剥がすことは大変なのでカッターや針などを使って空気が入っている箇所を潰していきます。

今回はカッターナイフを使ったエアー抜き作業のポイントをご紹介します。

看板シートのエアー抜きの方法

看板シートに空気が入ってしまった場合にカッターナイフを使ったエアー抜きの方法のご紹介です。

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STEP.1

空気が入っている箇所をなるべく一箇所に集めて一つの山(膨らみ)にしていきます。周辺の膨らみも指の腹で押して一箇所にまとめることができれば作業も一度で済みます。また、空気が詰まった状態にしておくことで風船に針を刺した時のように空気が勢いよく飛び出すので空気が抜けやすくなります。

看板シートに空気が入っている箇所
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STEP.2

歯を折った新しい歯のカッターで空気で膨らんだ箇所のはじの部分に歯を差し込みます。膨らんだ箇所の真ん中だと綺麗に空気が抜けずに処置の跡が目立ってしまいますので空気で膨らんだシートのはじを狙って歯を当てます。

その際にカッターの歯を寝かせて(倒して)当てるとよりキレイに空気を抜くことができます。

空気の山の端っこにカッターを当てます
空気の山の端っこにカッターを当てます
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STEP.3

カッターで空気抜けの穴ができたら歯を入れた反対側から指の腹で空気を押し出します。空気で盛り上がっている箇所も裏面は糊が付いているので先に空気穴の周りのシートが板と付いてしまうと空気穴が塞がれてしまうのでカッターの歯を当てた反対側からシートを板に粘着させるように押していきます。

カッターで穴を開けた箇所から空気を抜きます
カッターで穴を開けた箇所から空気を抜きます
    
空気を抜いて馴染ませます
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STEP.3

最後に穴を開けた箇所を指の腹で擦って馴染ませて完成です。

職人が作業するとよほど近くで見ない限りまず目立つことはありません。

これで空気を抜く作業は終了です。

カッターの穴は目立ちません

貼るのが難しい場合にはエアフリー塩ビがオススメ

エアフリー塩ビシートは裏面の糊が細かな網目状になっているために通常の塩ビシートに比べて空気が抜けやすく格段に作業性がアップします。ほぼ空気が入る心配がなくとても貼りやすいので慣れてない方や初心者の方にオススメの素材です。耐候性や発色は通常の塩ビシートと変わりがありませんのでその点も安心してご利用いただけます。

エアフリー塩ビシートは水貼りはできませんのでご注意ください。水貼りするとシートが板から剥がれてしまいますので必ず水を使わない「から貼り」で施工してください。

皆様の看板製作DIY、サインモールは応援しています!

いかがでしたでしょうか。

慣れないうちはエアー抜きの跡が目立ってしまう場合もあるかと思いますが、看板印刷は本や写真のように手に取って顔の近くで見られるものではないので1mも離れてしまえば大概のエア抜き跡は目立つことはありません。

空気を残したままにしておく方がシートの品質にも影響しますのでぜひ、空気が入ってしまった場合はこちらを参考にエアー抜きをしていただければと思います。

カッターの歯だとやりづらいと感じる場合は、針やピンなどでも同様に作業をおこなっていただくことができます。その際も膨らんだ箇所の端っこを刺すようにしてみてください。

ご自身でDIYで看板製作すると愛着も湧きますね。皆様の看板製作DIY、サインモールは応援しています!

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