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自作看板!手作り・DIYで自分で看板を作る方法をご紹介 ~平板看板~
- 2015年08月17日 更新
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これからお店をはじめる方や、既存の看板を新調したいと考えている方、新たに看板を製作するなら専門業者で、ということになりましょうが、依頼するのにどこへ頼んだら良いのか、料金はどれくらいなのか、色々と分からないことが多いですよね。
業者を探すには口コミか、近所の知り合いのお店でどこに依頼したかを聞く、あるいは貸店舗なら不動産屋さんで業者を紹介してもらうのが普通でしょうか。
でも、本当にこちらの希望を聞いてくれるのか、相場が分からないだけに法外な料金を請求されるのではないか、等々、不安要素も多いもの。
だったら、いっそ自分で作ってしまおう、というのが今回の趣旨です。
およそ一般的な看板製作の流れにも沿いますので、業者に任せようとお考えの方も、ご興味がおありでしたら参考までにご一読ください。
今回は、屋外用看板として比較的簡単にできる平板看板を考えてみます。
看板製作の準備
平板看板は、単純に云ってしまえば「板に文字等を描いて掲げる」だけです。
しかし、看板は会社やお店の顔となるものですから、やっぱり美しく作りたいですよね。それに、DIYで自分で手作りするといっても、出来ることと出来ないことがあると思います。
もちろん何事もやってやれないことはないのでしょうが、ちょっとばかり絵心がなかったり、文字を書くのにあまり自信がないという方もおられるでしょう。
いまから絵画教室に通ったり書道を習ったりしていてはやや時間のロスです。なるべくきれいに仕上げようと思ったら、任せられるところは人に任せてしまうのも一考です。
では、実際にDIYで作る前に、看板に必要な材料と看板製作の流れを見ていきましょう。
一口に平板看板といっても、これもまた様々種類がありますので、ここではできるだけ安価に、内部照明等のない至極一般的な看板、いわば表札のようなものについて考えます。
まずは、基材です。
看板に使う板ですね。
木や金属、樹脂等、材料には様々なものがありますし、使い勝手によって選べます。
木材は入手しやすく加工も容易です。ホームセンターで必要なサイズに断裁してもくれます。
ステンレスやアルミ等の金属は水に強いという利点があります。しかし、加工には工具やある程度の習熟が必要です。
樹脂は種類によっては耐熱性に違いがありますので注意が必要です。
どの材料を選ぶかは、お店や会社の雰囲気に合わせるのが一番ですが、おすすめはアルミ樹脂複合板です。
アルミ複合板は発泡材をアルミ等の金属でサンドイッチした素材です。軽いうえに強く、劣化しにくい特徴があります。加工も容易で、コツさえつかめばカッターナイフを使って手作業で断裁することもできます。
厚みは5~6mmといったところです。防火性のあるものも販売されており、街を見渡すとアルミ複合板を使用した多くの看板があるのが分かります。
看板製作の流れ
基材の用意ができたら、ここで、ホームセンターでペンキを買ってきて大胆に描いてしまうのも手です。
文字の輪郭を下書きしておけばきれいに描けますし、フリーハンドで個性を出すのもアリです。
英字だけなら市販のステンシル(型紙)が使えますし、日本語でも一文字ずつプリントして丁寧に切り抜けば手作りの型紙が作れます。
とはいえ、実際にはここが一番の悩みどころですね。
先程「任せられるところは人に任せる」と申し上げましたが、美的センスのある人に書いてもらったりペンキ屋さんにお願いすると云っても、身近に頼める人はそうそういるものではありません。
きれいに仕上げようと思ったら、ここはやはりインクジェット出力が良いでしょう。
大判出力(ソルベントやUV)のできる機械をもっているところ、いわゆる出力屋さんですが、こちらの業者は全国に意外なほどたくさんあります。
法人でなくとも、個人の発注を受けてくれるところも多くあります。単色ならカッティングプロッタで切り文字を使うのも良いですね。
一般的には、メディアに出力(プリント)後、表面保護を施し、それを基材に貼り合わせる、というのが流れです。
このとき、出力屋さんには「看板に使う」ということをしっかり伝えておきましょう。使用するメディアや表面保護材、インク等も、用途に応じたもので出力してもらえます。
貼り合わせる機械を持っているところが多いですので、できれば基材への貼り合わせまで依頼してしまうのが良いかと思います。
出力費は1平米あたり5000円~20000円くらいでしょうか。
使用するメディアや表面保護材、データの有無、加工によっても総額に違いが出ますので一概には云えません。
基材に直接印刷することが可能なケースもありますので、依頼する際は、屋内なのか屋外なのか、あるいは庇があるのか日当たりが良いのか等といった設置場所や要望をできるだけ伝え、充分に打ち合わせておくのが良いでしょう。
看板の設置
取り付ける前には看板の四辺をアングルや防水テープで保護しておくと安心です。いずれもホームセンター等で入手可能です。
取り付ける場所や壁面材によっては強力両面テープでの固定でも大丈夫ですが、できればビスを使いましょう。
せっかくの看板が落下してはよくないですし、万一にも通行人に怪我を負わせてはたいへんです。
コンクリートやモルタルでもビス穴の加工が必要です。壁面から少しうかせて立体的に見せるのもおしゃれですが、平板看板が敷地からはみ出す場合は各自治体により道路占用許可基準が決められています(たとえば東京都では路面から30cm以下でなければなりません)。
設置の際は立地条件等も併せてご確認ください。
さて、今回は、一般的な平板看板について見てきました。
いちから業者に依頼する際もだいたいこうした製作設置の流れになります。
自分で出来るところは自分ですると看板にも愛着がわきますし、完成した看板を見たら嬉しいものですよね。
古材や廃材を利用して作るなんていうのも、お店の雰囲気によってはおしゃれでカッコイイですね。
是非、楽しみながら工夫しながら看板を作ってみてください。
サインモールでは看板本体の販売から製作まで承っております。
DIYしたいけど、時間がない!というお客様もお気軽にご相談ください。
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